今回は、
【TELは一切不要!】楽天証券からSBI証券への「投資信託」移管手順
について紹介します。
楽天証券からSBI証券に投資信託を移管したいが、TELしないといけないし面倒だなあと思っている方
※既に両方の口座を開設している前提です。
早速結論ですが、
TELは一切不要!ネットと郵送のみで移管は完結できます。
以前は、手続きのために2回楽天証券にTELする必要がありました。
- 移管の旨を伝え、移管に必要な書類を郵送してもらうためにTEL
- 移管完了後、移管にかかった手数料の領収書を郵送してもらうためにTEL
TELいつも混んでてかなり長い時間待たされてイヤですよねえ、TEL代もかかりますし!
でも今は、TELを一回もせずに移管が可能です。
余談ですが、楽天証券→SBI証券の移管希望者が今多いと思います。
楽天証券のポイントプログラム改悪が主要因ですが、
今回の記事ではそれらについては割愛いたします。
Contents
まずは、2点注意事項
- つみたてNISA・NISA口座の移管はできない
- 楽天証券と楽天銀行の自動入出金(スイープ)設定変更が必要
詳しく説明します。
①つみたてNISA・NISA口座の移管はできない
NISA関連口座は「年ごと」に「1つの証券会社」で管理されており、その資産は移管できません。
「特定口座」もしくは「一般口座」の銘柄のみ移管が可能です。
②楽天証券と楽天銀行の自動入出金(スイープ)設定変更が必要
移管手数料を楽天証券口座に残しておく必要がある
1銘柄につき移管手数料3,300円(税込)が必要です。
(例)4銘柄であれば3,300円✖4=13,200円必要
楽天証券と楽天銀行で、自動入出金(スイープ)を設定している場合、移管手数料として残しておいたつもりのお金が楽天証券から楽天銀行へ自動出金されてしまいます。
楽天証券に移管手数料以上の金額がない場合、移管手続はキャンせルされてしまいます。
つまり、移管手数料以上の金額を楽天証券に残した状態で、自動入出金(スイープ)を設定変更する必要があります。
自動入出金(スイープ)設定変更の方法
楽天証券にログイン後、ホーム画面右上の「マネーブリッジ」をタップ
画面が切り替わって、自動入出金(スイープ)の「変更する」をタップ
画面が切り替わって、
- 「設定しない(解除する)」にチェック
- 楽天証券口座に残す金額を入力(必要手数料以上の金額)
- 「信用取引に・・・」にチェックを入れる
- 楽天証券の「取引暗証番号」入力
- 「設定変更」をタップ
「自動入出金(スイープ)/受付完了」画面が出ればOK。
以上で、自動入出金(スイープ)設定変更は完了です。・・・ホッと一安心!
楽天証券からSBI証券への「投資信託」移管手順
- 楽天証券から口座移管依頼書面のダウンロード及び印刷
- 口座移管依頼書面の記入(手書き)・本人確認書類印刷
- 楽天証券へ必要書類を郵送
詳しく説明します。
①楽天証券から口座移管依頼書面のダウンロード及び印刷
下記リンクをタップして口座移管依頼書面をダウンロード及び印刷します。
※特定口座と一般口座に各々書式があります。
上記を先頭の書面がA4縦サイズで6ページありますので、これらを印刷します。
- 1ページ目:口座移管依頼書面(記入用紙)
- 2ページ目:記入方法説明
- 3ページ目:楽天証券から他社への移管手順説明
- 4ページ目:楽天証券から他社への移管手順説明(3ページ目の続き)
- 5ページ目:本人確認書類の説明
- 6ページ目:返信用ラベル(切手不要です)
②口座移管依頼書面の記入(手書き)・本人確認書類印刷
いよいよ記入ですが、残念ながら手書きしなければなりません。
また1枚につき4銘柄しか記入できませんので、5銘柄以上の場合は2枚目・9銘柄以上の場合は3枚目と記入する必要があります。
全てお客様コードや住所・氏名等記入要で、省略は不可です。
銘柄の名称を正確に記入する必要があります。
(例)✖S&P500→◎eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
※1マス内に2行とかになるのはOKです。
書類を書いたら、「本人確認書類」を印刷、
運転免許証かマイナンバーカードが無難でしょう。
③楽天証券へ必要書類を郵送
封筒に返信用ラベルを貼り、
「口座移管依頼書類」と「本人確認書類」を同封し、郵便ポストに投函!
これで移管手続は完了、2週間~2ケ月で楽天証券からSBI証券に移管が行なわれます。
あとは気長に待って、移管完了でめでたしめでたしと終わりたいところですが、
なんとSBI証券が移管手数料をキャッシュバックしてくれます!
ちなみに、楽天証券やSBI証券から移管完了の連絡はきません。ご自身で口座を確認するようにしましょう。
SBI証券への移管手数料キャッシュバック申し込み手順
楽天証券からSBI証券への移管が完了したら忘れることなく、
SBI証券に移管手数料のキャッシュバック申請
を行いましょう!
- 楽天証券から移管手数料金額の「振替出金明細」(領収書代替)を表示させ印刷
- SBI証券への「投信お引越しプログラム」申し込み(キャッシュバック申し込み)
- SBI証券へ必要書類を郵送
詳しく説明します。
①楽天証券から移管手数料金額の「振替出金明細」(領収書代替)を表示させ印刷
楽天証券にログイン後、ホーム画面右上の「マイメニュー」をタップ
画面が切り替わって、「口座明細(清算履歴)」をタップ
画面が切り替わって、
- 取引種類、プルダウンで「入出金・移管等」を選択
- 詳細、プルダウンで「振替出金」を選択
- 「表示」をタップ
画面が切り替わって、「振替出金明細」が表示されればOK。
この画面を印刷!(むにょきちは4銘柄移管したので13,200円でした。)
②SBI証券への「投信お引越しプログラム」申し込み(キャッシュバック申し込み)
投資信託入庫申込書のダウンロード及び印刷
下記リンクをタップして投資信託申込書をダウンロード及び印刷します。
上記を先頭の書面がA4縦サイズで1ページのみ、これを印刷します。
・投信お引越しプログラム申込書面(記入用紙)
投信お引越しプログラム申込書面の記入
いよいよ記入ですが、こちらも残念ながら手書きしなければなりません。
また1枚につき5銘柄しか記入できませんので、6銘柄以上の場合は2枚目・11銘柄以上の場合は3枚目と記入する必要があります。
全て口座番号や氏名等記入要で、省略は不可です。
銘柄の名称を正確に記入する必要があります。
(例)✖S&P500→◎eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
※1マス内に2行とかになるのはOKです。
SBI証券へ必要書類を郵送
下記リンクをタップして返信用ラベル(切手不要)をダウンロード及び印刷します。
封筒に返信用ラベルを貼り、
「投信お引越しプログラム申込書」と「振替出金明細のコピー」を同封し、郵便ポストに投函!
これでキャッシュバック手続は完了、2022年6月・8月・10月・12月、2023年2月・4月のいずれかにキャッシュバックされます。
※移管入庫完了月および書類受付期間に準じて、キャッシュバック時期も変わります。
TELでの申し込み等は一切必要なく移管完結
書類を手書きしなければならなかったり、それなりに大変ではありますが、
「TELでの申し込み」を一切しなくても楽天証券からSBI証券に口座移管ができるようになった
ことによってすごく楽になったと思います。
平日は仕事でなかなかTELする時間もないし、しかもなかなか繋がらないし、TELのハードルはメッチャ高いですもんね!
以上、
【TELは一切不要!】楽天証券からSBI証券への「投資信託」移管手順
の紹介でした。