こんにちは、せいこ(@seiko_gontablog)です。
最近、積立NISAとかiDeCoとか話題になっていますよね。
始められている方も増えているようですが、でも投資ってなんかあやしい・・と思われている方もおられるのではないでしょうか?
我が家では15年間積立投資をしていますが、やっておいて良かったと思っています。
今回は、その積立投資のことを体験も含め紹介したいと思います。
15年前に主人の会社が突然、企業型確定拠出年金を導入しました。
企業型確定拠出年金とは・・・会社と加入者が掛金を拠出し、加入者自らがその資産を運用し、運用の成果により将来の年金受取額が決まる制度です。
主人は仕事が忙しいので私が運用を管理していました。
増やしたかったので株式ファンドや債券ファンドに投資、
最初の数年は順調に増えていったのですが、数年後、リーマンショックが起こり暴落。
投資金額の30%くらいは減ったと思います。
その時に、淡々と積立を続けていればよかったのに、当時は積立投資の知識がなかったので、慌てふためいて全部売り、元本確保の貯金商品に変えました。いわゆる「狼狽売り」です。
2度と投資はしないと思いつつ、銀行預金だけでも増えないので何かいい案はないかと近所の本屋さんで本を探す中で、山崎元さんの「超簡単 お金の運用術」という本に出会いました。
「普通の人が資産運用するにはどのようにしたらよいか」がシンプルにまとまっていて分かりやすかったです。
その本を読んで、確定拠出年金の運用商品は元本確保型商品より株式ファンドが良いと分かったので、即、株式ファンドにスイッチングしました。
それからは配分変更もしながら、今は先進国株式ファンドと日本小型株ファンドに積立しています。
リーマンショックから今回のコロナショックまで、その間には急落が何度かありました。
でも、投資の定説通り「10年以上なにがなんでも続ける!」と覚悟を決めて、狼狽売りすることもなく続けました。
そうすると結果、徐々に増えていきました。
今回のコロナショックで一時はかなり落ちましたが、その後回復しています。
現在まで-30%くらいの年、+20%くらいの年と年単位でみると、振れ幅はありますが、
15年トータルで考えると平均+6~7%で運用できています。
2021年4月現在は株式市場が好調なこともあって、+300万円くらいになっています。
一攫千金とはいきませんが、預金ではここまで増えなかったので満足しています。
(今後のことはわかりませんが 笑)
ところで2022年4月から高校の家庭科で投資の授業が始まるそうです。
内容はこれからのようですが、学生のうちに金融教育がされることはとても良いことだと思います。
例えば、約30年前1991年末のNYダウの値を知っていますか?・・・3200ドル弱でした。
そして2021年4月現在は、なんと約33000ドルと実に10倍くらいになっています。
30年で10倍って凄くないですか!
30年前にNYダウに連動する投信に100万円投資していたら、今、1000万円になっているんですよ。早く教えてほしかったです!
独身時代から積立NISAのような制度で優良な投資信託に積立投資していたら、今ごろは大分余裕のある生活になったいのではないかと思っています。
(まあ私の独身時代にはネット証券もなければ、積立NISAのような仕組みもなかったのでどうしようもなかったんですが・・・)
資産運用の基本は、長期・積立・分散 と言われています。
初めの5年間は投資したお金が減ることもありますが、15年以上の長期で続ければ、ほとんどプラスになるという研究もあるので、早くはじめるにこしたことはないです。
100円から投資できるので、その振れ幅に慣れる意味でも少額からやってみてもいいのではないかと思います。(まあ100円だとインパクトが少ないので、1000円からとかがいいかな)
投資は自己責任ですので、やるのもやらないのも自由ですが、そういう世界もあるということを知ることが大事かなと思っています。
投資のオーソドックスな方法を書いた以下の本などを参考に、貯金の一部から始めてみてはいかがかなと思います。
では、また!
<本の紹介>
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(情報が少し古いですが基本の考えは分かります)